ネパール大地震被災者支援

ネパール大地震被災者支援

2015年4月25日と5月12日に、それぞれマグニチュード7.8と7.3の大地震が発生しました。その後も余震が続き、8,900人以上の命が失われ、22,000人以上が負傷しました。

これらの地震は、『地球の木』が支援しているカブレパランチョーク郡マンガルタール村やカルパチョーク村などにも深刻な被害を与えました。『地球の木』では、緊急募金を行い、ネパール自立支援プログラム(しあわせ分かち合いムーブメント)の現地パートナーである団体SAGUNを通して支援を行ってきました。

寄附金のご報告とお礼

震災が発生した2015年4月から翌年3月までの間、400名近くの皆さまから総額5,765,124円ものご寄付をいただきました。

皆さまの温かいお気持ちに心から感謝申し上げます。

これまでに行ってきた支援

皆さまからのご寄付は以下の支援や、2015年6月に行った現地視察などに使わせていただきました。

第1次支援
2015(平成27)年5月~2015(平成27)年8月
500,000円 を支援 ※
カブレ郡マンガルタール村周辺10村へ、防水シート、医薬品、衛生キット(5歳以下の子どもを持つ家庭、70歳以上のお年寄りがいる家庭、障がい者のいる家庭に配布)。
キットの中には、母親、子ども、お年寄りを寒さや湿気から守るマットレス、毛布、蚊帳、石鹸、歯ブラシ、歯磨き、浄水のための薬品など。カウンセリング指導。

「第1次支援報告書(SAGUN発行 和訳)」を表示
第2次支援
2015(平成27)年9月~2016(平成28)年4月
3,745,000円 を支援 ※
マンガルタール村95世帯とポカリナラヤンスタン村50世帯に仮設シェルターの資材支援。各地区でグループを作り、協力しながら建てる。住宅再建に必要な技術を習得するための若者対象の2ヶ月間の技術トレーニングの実施。19名のうち5名を地球の木で支援。

「第2次支援報告書(SAGUN発行 和訳)」を表示
第3次支援
2015(平成27)年11月~2016(平成28)年9月
2,452,000円 を支援 ※
損壊した校舎の代わりになるラーニングセンターの建設。マンガルタール村の2つの小学校を選定し建設中。
[ かながわ国際交流財団(KIF) からの助成金:2,200,000円 ]

※1 『地球の木』の支援金額は送金時の金額となり、レート等により現地からの報告書上の金額と異なります。

『地球の木』とネパール

『地球の木』は、1997年から現地パートナーを通じて、ネパールでの支援活動を始めました。最初は極西部での識字教室と協同組合づくりを行いました。そして2007年に、少数民族が多く住む中部カブレパランチョーク郡マンガルタール村で現地NGO・SAGUNとともに「幸せ分かち合いムーブメント」を開始しました。住民が第一歩から村の発展に参加する形で教育の向上や生活向上を図るプログラムです。

支援する側と支援を受ける側がともに「幸せを分かち合う」ことを大切にしながら進めています。

ネパール幸せ分かち合いムーブメント

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